まだ育てている途中ですが、今までで気がついたことを雑多に書きます。
まずは、栽培形式から
【栽培方法による違い】
現在やっているのは、以下の3種類
1:パイプハウスでの養液栽培(培地:土)
2:パイプハウスでの土耕栽培
3:露地栽培
1は、滋賀県が進めている「少量土壌培地耕」というものです。この方法は、いちご、トマト、きゅうりなどがメジャーです。パプリカについては、県の施設で何度か試験栽培されており「できないことはない」というのは分かっています。
これを、
学校:1と2
自宅:2と3
でやっています。
7月末までの時点で、木の生育・果実の大きさは、
2>1>3
の順になっています。
まず、3の露地は商売として考えるなら論外。理由は、
・ハウス栽培と比較し、成長が遅い(5月上旬定植での比較で、2-3週間ぐらい遅い)
・雨よけをしても、水による腐れが出てくる
上記から、「実はなるけれど、出荷できるレベルのものを作りにくい」=「商売にならない」という感想です。
ハウス内栽培の1と2は、現状は土耕の方が優勢です。自宅のプチ養液栽培システムと、学校のハウス土耕は同じ苗(※私が家で育てた苗を学校に持ち込んだ)ですが、明らかに学校の方が大きいのです。
先に出した、県の試験栽培でも「最初は土耕栽培の果実が、養液栽培のものより重かった」というデータがある模様。よって、最後まで栽培が終わった時に、データを集計してどうか?というところでしょうか。
(先行事例では、「トータルでは、収量・平均果重共にほぼ変わりない」とのこと)